漏れと滲み(エスカレード)|アメ車の販売・修理・整備・カスタマイズ

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漏れと滲み(エスカレード)

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新年明けましておめでとう御座います。

LEVEL4桑原です。

2015年、スタートしましたね。

青山学院、おめでとうございます!!

今年の箱根は新年早々熱かったですねぇ~。

 

さて、そんな年が明けてからの初日である昨日は全員でご祈願に行って参りました!!

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昨日の社長からのご挨拶でも張らせていただいた画像ですね。

会社からは少し距離があるのですが、これも大切な行事ですので真剣にお参りもしてきました!!

そんな2015年営業初日は少しスローペースでの仕事となりましたが、2日目の本日からはガツガツいきます!!

エスカレードの各部の漏れを修理していきます!!

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フロントのデフです。

少し解り難いですかね?

画像中央のデフとドライブシャフトの連結部付近から、下に向かってなんだか茶色っぽく濡れているんですが解りますか?

これはオイルが垂れている跡。

デフの中には専用のギヤ・オイルが入っているんですが、ここで少しオイルについて少々。

 

車には様々なオイルが使われていますが、その役割を御存じでしょうか?

実は各オイルには共通した役割があります。

「潤滑」

オイルってヌルッとしてますよね?

そのおかげで多くの金属部品などがスムーズに動くのを手助けしています。

「保護」

例えば乾燥した肌は傷つき易くないですか?

何かにちょっと擦れただけで皮がむけてりしませんか?

そんな時にハンドクリーム塗りませんか?

オイルが各機関で潤滑する事で様々な部品に油膜を形成します。

それによって各部品を保護しているんです。

「冷却」

エンジンが掛かっている限り動き続けている部品は当然熱を持ちます。

それがあまりにも高温になれば故障に繋がります。

オイルがある事でそれを防いでくれます。

とは言え、エンジン本体はオイルだけでは冷却が間に合わない為、冷却水が使われているのですが。

 

とまぁこんな感じで非常に重要な役割を果たしているんです。

 

話を戻して、フロントデフ。

オイルが漏れて量が極端に減ってくると大変危険です。

デフの中には大きなギヤが複数組み込まれており、そのギヤの働きで左右のホイールの回転を調整しているんですが、オイルが無くなればギヤが上手く動かなくなり、急にロックしてしまいます。

高速走行中にそんな事が起これば大事故になるかもしれません!!

と言う事で、漏れている原因を探りましょう。

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まずはドライブシャフトの連結部を外していきます。

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ドラシャが付く部分のシャフトを引き抜くと見えました!!

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オイルシールと言うこの部品。

シャフトとデフのケースの隙間をぴったりと埋め、オイルが漏れてくるのを防ぐ部品ですが、特殊なゴム製のパッキンのような物。

ゴムですから当然劣化します。

劣化すると堅くなり少し縮み、それにより隙間ができてオイルが漏れるんです。

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シールを外すと中にベアリングが見えますが、今回こちらは触りません。

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組み付ける前に少し掃除をしてから、少しずつシールをはめていきます。

いっきに押し込むと斜めに入ってしまったり、シール自体が変形してしまう為慎重に均等にはめていきます。

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ぴったり均等に入ったのを確認したら、外した物をもとに戻し終了です。

 

実はこの車両、他にもオイルが漏れている所があるのですがそちらについては明日、ご紹介いたしますので本日はこの辺で失礼します。

それでは皆様、本年もよろしくお願い致します。

 

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