足まわりの整備。｜アメ車の販売・修理・整備・カスタマイズ

お世話になっております。

LEVEL4桑原です。

最近、身体の関節がゴキゴキします。

肩を回せばゴキゴキ…

腕を伸ばせばゴキゴキ…

膝を曲げればゴキゴキ…

なんかもう凄い事になっております！！

断じて老化ではありません！！笑

実は原因は解っているんですよ。

今年に入ってから訳あって布団で寝ていまして、ずっとベッドの生活だった私の身体が敷布団になかなか慣れてくれないんですよね。

普段ベッド生活の人が布団で寝ると身体痛くなる何て事を聞いた事はありましたが、そんな事はないだろうと思っていました。

旅行で宿泊先が敷布団でもなんら問題無かったですし、そんな変わらないだろうと…。

しかし、一か月近く続くとやはりくるみたいですね！！笑

早くベッドで寝たいですが、この生活は２月いっぱいまで続くので私の関節たちが慣れてくれるのを祈ります…。

ちなみに、理由を勿体ぶりましたが単に家をリフォーム中なだけです。

さて本日は、ナビゲーターの関節を整備しました。

車の関節、つまり足まわりの整備ですね。

先日紹介したデフやトランスファの作業も完了しましたので、次の作業と言う訳です。

フロントの足まわりですが、こちらのナビゲーターは今回、タイロット・エンドとロア・ボールジョイントの交換を行いました。

こちらがロア・ボール。

中に金属のボールジョイントが入っていて、それをグリスで保護しています。

今回、左右とも黒いゴムの部分、つまりブーツ部が破れて中のグリスが漏れていました。

グリスが漏れたからと言って、すぐに走行に支障が出ていた訳ではないんですが、漏れた以上放ってはおけません。

こちらがタイロット・エンド。(交換後)

これも同じようにブーツの中にグリスが入っていますが、破れて漏れていました。

車の足まわりは走行中に様々な力が掛かっています。

上下左右、ねじれなど、我々が運転していても気づかないですが沢山負荷がかかるんです。

そしてその様々な負荷を上手い事吸収してくれているのが車の関節である、ボールジョイントだったりタイロットだったりするんです。

様々な負荷を吸収する事で乗り心地が良く、ハンドルを切ればスムーズに曲がりますが、今回のようにブーツが破れてグリスが漏れたまま走っているとやがてグリスは無くなります。

人の身体で言えば、関節の間の軟骨がすり減って無くなるようなイメージですかね？

私たちの身体にそんな症状が起きると、関節が物凄い痛い…。

車も同じです。

グリスが無くなったまま放置すれば、重要なジョイント部が徐々に摩耗します。

するとやがて、様々な負荷を吸収しきれなくなり、異音が発生したりステアリング操作に異常がでたりしますし、それでも放っておくとジョイント自体が外れてしまいます。

ジョイントが外れると言うのは、走行中にタイヤが外れるのと同じようなものですから大事故に繋がります！！

ロア・ボール

タイロット

と言う訳でサクッと組み付けました！！

アメ車のフルサイズSUVは車両自体が大きく重量も重たいです。

当然、各部に掛かる負荷も大きな物になりますから、足まわりの点検・整備とても重要になります。

実際足まわりが劣化しているアメ車は非常に多いです。

皆さんの愛車は大丈夫ですか？

「乗っててなんともないから…」

症状が出る前に点検をする事で防げる事、沢山ありますよ？

ちなみに先ほど、サクッと組み付けなんて言いましたが、少し作業がおしてスタッフ斎藤に手伝ってもらいました！！笑

本日はこの辺で。

それではまた！！