H2修理~水まわり~|アメ車の販売・修理・整備・カスタマイズ

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H2修理~水まわり~

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お世話になっております。

LEVEL4桑原です。

最近は少し肌寒い日とあっつい日が交互に来ていますね。

加えて梅雨と言う事もあり本格的にジメジメして来ました…。

全国各地で毎年恒例となってしまったゲリラ豪雨も発生しているみたいですし、体調にも天気にも気を付けなければいけませんね!

 

さて、前回に引き続きH2の修理です。

この間はA/Cの不良についてサラッと書きましたが、その時に夏はA/Cと水まわりが危ないですよーなんて事をお伝えしたと思います。

 

そもそも水まわりとは、E/Gの中を通っている水、つまり冷却水に関係する部品。

ラジエータやサーモ等、複数の部品の働きで冷却水はE/Gの中を通り、効率良くE/G熱を下げているんです。

これらの部品、程度にもよりますが故障した場合は動けません。

正確には動かさないで欲しいんです。

と言うのも、水まわりどっかしらが壊れた場合、E/Gの熱を上手く下げる事が出来ません。

E/Gは掛かっている限り内部でガソリンが爆発していますから、熱はドンドン上がっていきます。

すると、オーバーヒート。

最悪の場合、全損並みの修理費用も考えられます。

 

と言う訳で、水まわりは非常に重要な部分。

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今回交換したのはウォーターポンプ。

黒い円盤部分にはファンベルトが掛かり、E/Gと一緒に回ります。

中にはフィンの付いたプロペラ(スクリューの様なもの)が付いていて、E/Gの回転数に合わせてプロペラが冷却水を勢いよく内部へ送っています。

 

このポンプ、古くなってくると異音が発生したり、水が漏れてきたりと言った症状が出ますので注意が必要ですが、ウォーターポンプの位置なんて解りませんよね?

ザックリと説明しますと、エンジンルームを開けるとベルトが掛かっているのはすぐに解ると思いますが、そのベルトは大小いくつかの円盤に掛かっていると思います。

その円盤の群れの中の中央にあります。(だいたい)

そしてもう一つ説明しておきたい事が、漏れ。

冷却水には色と独特の臭いが付いています。

色は赤か緑がほとんど。

色による臭いの差はほとんどありません。

ですから気が向いたときにボンネットを開け、

自分の車には何色が入っているのか?

冷却水の臭いは?

この2点を把握しておけば、水まわりの故障の早期発見に繋がります!!

 

最後に大切な注意点ですが、E/Gが暖まっている状態で冷却水のタンクの蓋は開けてはいけません。

グツグツに沸騰した熱湯が噴き出しますので100%大火傷を負います。

蓋を開ける時は車に乗る前!!

絶対に乗った後に蓋は開けないで下さいね!!

 

それではまた!!

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